きれいな月を見上げると、山元加津子さんの著書「本当のことだから」に登場する大ちゃんの詩を思いだします。
大ちゃんは山元さんと一緒に星を見ていた時、「遠くに見える星と自分は関係がないのに、ぼくの心を動かす力があるのは不思議だ」と言いました。
葉っぱも石ころも「ある」だけで人の心を動かす力がある。
「ある」ってそういうこと。
ぼくだってそこに「ある」。
あるものはみんな大切なんや。
ぼくが生まれてきたのには理由がある。
生まれることには、みんな、理由があるんや。
みんな大切で、お互いに影響を与えて生きている。
なくてはならない大切な存在だと気づかせてくれます。